「死体さん?」
私の呼ぶ声に彼はいち早く反応する。
「何?」
えー…っと…実は特に何があるわけではないんですよね。
「呼んだだけですよ」
「ふむぅ…」
彼は気だるそうにそっぽを向く。その表情すら少しかわいい。
…別に私はおかしくないです。
「…なんか企んでるみたいな顔すんな」
「…はい?」
「いっつもにやにやしやがって」
「それは初期設定(デフォ)です」
私は即答する。
「…はいはい」
彼はまたそっぽを向く。ああかわいい。
「もう…」
私は彼のほっぺたをつんと突く。
むっとした表情で「なんだよ」とにらむ彼。かわいい。
こんなにかわいい人、いません。
ちょっと腹が立ちます。そんなわけでわたしは彼にいじわるします。
そして一日が終わります。
それが私の幸せです。
「なぁ窓ー」
「なに?ポニ子」
「何wwwこのwwwwシュガーwwwwww」
なんかほんとサーセンwwwwww